夏色のナンシー/早見優 ほか こういう若い世代の人たちが80年代歌謡を取り上げている様子を見ると、やはり80年代歌謡というのは音楽史におけるスタンダードと言って良いのではないかと思う。 今、2025年だから80年代は今からもう40年ほど前ということになるが、逆に自分が10代だった80年代に40年前の音楽が好んで聴かれていたかというと、決してそんなことはなかったはずだ。 とはいうものの今の「80年代歌謡人気」については、あくまで一部のコアな少数派による現象だという見方が正しいのかもしれない。 そういう稀少な人が盛り上げてくれているからこそ、若い彼らにエールを送りたいと思う。 <スマイル・フォー・…