浄土真宗では、年に2回、大きな行事があります。1つは降誕会で、親鸞聖人がお生まれになられたことをご縁として開かれるご法話のことです。お生まれになられたのは、1173年5月21日。そして、もう1つは報恩講で、お亡くなりになられた日、11月28日頃に開かれます。 なぜ親鸞聖人がお生まれになられたことを喜ぶのかというと、親鸞聖人がお生まれになられなかったら、知ることができなかった人生の目的を知らされた。もし人生の目的を知らなかったらどうなっていたか。趣味や生きがいのために生きて、完成のない道を追い求めることになっていた。音楽やゲーム、ロボット作りなど、何でもいいですが、死ぬまで求道という道です。 円…