日本人はヱビス神がことのほか大好きで、ヱビスは、神像の彫り物でもダイコクとともにダントツの人気です。記紀の記述ではダイコクとヱビスは親子とされ、どちらもふくよかな笑顔で庶民に財運豊穣豊漁をもたらす福の神。しかしながら、ホツマツタヱを知る私たちは、「恵比寿」とは「笑みす」顔のクシヒコのことであり、大黒/大国主もニニキネによる新治神都建造を差配した同人物(クシヒコ)を指す敬称であることを知っています。(ヱミス神は、ツミハ八重事代主の称え名でもある。29アヤ) さて、ホツマ愛読者は、古社の祭神や古地名から古代の真実を探ろうと努力しますが、その際に、ある意味やっかいな存在が、このヱビス神です。ヱビス神…