百人一首No.93 鎌倉右大臣:世の中は常にもがもな渚こぐ あまの小舟の綱手かなしも この世の中はずっとこのまま変わらないでいてほしいものだ。波打ち際の小舟に付いた引き綱を見ると、身にしみて心動かされるなあ。 N君:鎌倉右大臣は頼朝の次男で鎌倉3代将軍実朝です。万葉集に連なる力強い歌を金槐和歌集の中に残しました。金塊ではなくて金槐です。この槐は中国語で「大臣」くらいの意味らしいです。 Although I know how evanescent this world is, I hope it will last forever. I am touched to see a fisherman…