黒田日本銀行総裁の後任として指名された植田氏ですが、2月24日の衆議院において所信聴取が行われました。このブログでも何度も繰り返し書いているのですが、やはり気になるのは現在日銀が行っている異次元緩和措置について出口をどのように考えているのか、です。 www3.nhk.or.jp こちらの記事をもとに、植田氏の発言を見ていきたいと思います。 「現在、わが国は、内外経済や金融市場をめぐる不確実性が極めて大きい状態だ。消費者物価の上昇率は2023年度半ばにかけて2%を下回る水準に低下していくと考えている」 日銀の大規模な金融緩和について「さまざまな副作用が生じているが、経済・物価情勢を踏まえると、2…