エンゲージメント

「おはようございます」。 ただの朝の挨拶だと思われがちですが、この一言が持つ力を、あなどってはいけません。 ある企業での話。チームの雰囲気がどこかピリピリしていて、会議では意見が出にくく、業務もどこかぎこちない。原因を探ってみると、驚くほど単純な事実に突き当たりました。 ――誰も、朝に挨拶をしていなかったのです。 「忙しいから」「まだ眠いから」「気まずいから」――理由は人それぞれですが、結果として社内には無言の空気が漂い、必要な会話さえためらわれるようになっていました。 そこで、その企業では「まずは朝、全員が挨拶をする」ことをルール化しました。最初はぎこちなかったものの、1週間もすると自然な習…

【企業】奨学金返還支援制度を導入 関東バスは３月７日、日本学生支援機構の代理返還制度を活用した、社員の奨学金返還支援制度を開始すると公表した。社員がよりキャリアに集中できる環境を整えること、社員の経済的負担を軽減すること、福利厚生の拡充を図ることを目的としている。正社員で新卒・中途を問わす、支援額は月額上限30,000円、支援期間は最長10年。 www.kanto-bus.co.jp 【企業】定年前と同様報酬制度を適用し再雇用者の活躍を支援 三菱電機は３月28日、定年後再雇用者再雇用制度を刷新した「マスターキャリア制度」を新設すると公表した。定年退職前と同様の等級・評価・報酬制度を適用。再雇用…

皆様こんにちは。そろそろ会社の総合職社員限定自己紹介コーナーの執筆が回ってきそうで憂鬱です。今ほど名字が「ゐ」から始まれば五十音のどこか分かんねぇ担当者から無視されるのに……と思うことはありません。ああいうものは書きたいように書くと必ず朱筆を入れてくるので、意を尽くした文章になりません。 「プリキュアとSDGsからめて書いてくれよ！」 会社の同期は言います。社会的に殺す気か。 あれを読むのに専用の会員サイトまで作って、総合職とそれ以外を峻別してる時点でエリート意識みたいなのをかぎ取った私は一度も見に行ってません。私以上に面白いことが書けてる奴なんているわけがないと確信しているので。 いつか書い…

福田復彦 従業員の仕事への熱意や意欲、職場への貢献意欲を持つ人の割合を表すエンゲージメントを米国の調査会社ギャロップ社は2005年以来毎年発表しています。下記の表は2023年の各国のエンゲージメントを比較したもので、2023年は140を超える国や地域に住む15歳以上の男女約12万8000人を対象に調査しました。メキシコはブラジルと並んで第5位の高位置でやる気満々、全世界の平均値23に対し、日本は香港と並んで殿の座を占めています。つまりやる気はほとんどなしです。 エンゲージメントの評価基準は、期待される仕事内容の明確性や適性、設備環境、人間関係や周囲の支援、意見の尊重など12の質問項目（記載は省…

私の勤務する会社では、グループ会社を含めてマイパーパスを作ることになりました。まずは社長・役員からマイパーパスを公開して、部長⇒課長⇒一般社員という流れ。派遣社員や契約社員も強制ではありませんが対象となり作成しました。 その際に人事部からメールで送られてきたマイパーパス作成指示は、11月末に管理職へ通知され、期限は12月末までで、作成した各自のマイパーパスを部・課の単位で共有してディスカッションすること！と書かれていました。そしてそのディスカッションは部長・課長がファシリテートすること！と書かれており、パワーポイントの資料で数ページにもなる注意事項が書かれてました。 （マイパーパスについていき…

SNSコンサルティングの重要性 SNSを効果的に活用するためには、ターゲット層を明確にし、そのニーズに合った戦略を実行することが必要です。本記事では、「SNSコンサル」を活用し、ターゲット層に響く運用方法を解説します。 SNSコンサル ターゲット層に響く運用方法 1. ペルソナの設定 ターゲット層を理解するために、具体的なペルソナを作成しましょう。 基本情報: 年齢、性別、職業、居住地。 興味関心: 趣味やライフスタイル。 課題: 解決したい問題やニーズ。 これにより、投稿内容や広告の方向性を明確にできます。 2. 適切なプラットフォーム選び ターゲット層によって最適なSNSプラットフォームは…

この記事は フリューAdvent Calendar 2024 の1日目の記事となります。 はじめに フリュー株式会社ピクトリンク事業部でエンジニアマネージャをしている佐々木です。 今年もアドベントカレンダーの季節がやってきましたね。25日までどういった記事が続くのか非常に楽しみです！ 今回は社内に「DevRel組織」を作った話です。 背景 フリューでは、ものづくりマインドの醸成やエンジニアのエンゲージメント向上を目的として、 毎年いろいろな技術系施策を行なっています。 部門を越えて、エンジニア同士が交流したり切磋琢磨できる ◯◯◯（新しい技術やツールなど）を導入してみたいが知見不足→別部門の詳…