週末に天気が崩れ、そのまま月曜になった。雨の後に、強めの風が木々を揺らしている。太陽が恋しいような、しかし晴れて暑いと疎ましいような、しまえずにいる長袖のスウェットをかぶる。こういう天気というか気温のときは、遠くに住んでいる人たちは今ごろ何をしているだろうかと頭が勝手に動くことがある。レミオロメンの「春景色」という曲で「会いたい人にいつだって会いに行く」という部分があるのだが、会いたい人にいつでも会えるのは恵まれたことなのだなあと、いったいどのくらいの反芻かわからない。地理も予定も何もかもが小さいところにいたときは、そんなことあたりまえだったけれど、自分の会いたい気持ちだけで友だちの家に伺うよ…