이홍규『한국인의 기원 – 유전학・고고학・언어학・신화학으로 풀어 본 우리의 과고』우리역사연구재단, 2010. 「遺伝学・考古学・言語学・社会学で解くわれわれの過去」という副題にあるように学際的な接近をめざした野心的な著書だが、社会学的知見は登場しない。社会科学では最後の方に体質人類学が登場するだけで、どうも社会学と社会科学の区別がついていないらしい。著者の이홍규(李弘揆)は出版時にソウル大学校名誉教授兼乙支大学校碩座教授だが、遺伝学者ではなく内分泌内科が専門らしい。 第1章「人類の多地域起源説と考古学の話」、第2章「現生人類の登場と後期旧石器文化」、第3章「人類のアフリカ起源説と遺伝…