足音に困る!<2>(新築篇)の続きになります。 木造の家で僕が困っているのは、早朝の子供たちの足音だ。これが7時いや6時くらいならまだ耐えられるが、4時5時のドシーンドシーン、ドンドンという激しい足音というにはあまりにも大きい音、昔の小説に出てくる「跫(あしおと)」というのはこういうことかと妙に感じ言ってしまうくらいのものだ。この音はきっと木造住宅のせいだとか、子供たちのせいだとかいろいろと思ってしまうが、ただ、それは僕がやや聴覚過敏気味というだけの話かもしれない。誰のせいでもなく、僕のせいという話だ。それでこの話は終わりそうなのだけれど、もう一つの可能性も挙げていた。 困ったことがあった。 …