今の日本の道路は、ほとんどアスファルトで舗装されている。 戦後しばらくは土の道が残っていて、強風だと土埃が舞った。 人々が家の前の道に打ち水をするなんて、美しい風習もあった。 今は車社会なので、未舗装の道があれば舗装してほしいと陳情を重ねたのだろう。 地方でも道路族がはびこり、予算を握り、次々にアスファルト舗装をしてきた。 津々浦々の田んぼの農道も、今は全て立派に舗装され、たまにトラクターが通る。 今放映している朝ドラ”あんぱん”で、御免予駅前の商店街が登場した。 戦前から戦後にかけて、あのような美しい商店街が日本各地に残っていただろう。 高知市の東の南国市に、多分モデルとなったであろう御免駅…