19世紀英国のありえない女性観を絵本にした、ジャッキー・フレミング「問題だらけの女性たち」を再読した。昨年、文庫化の際に一度読んだはず。本の整理中にまた目にしたのだ。 21世紀(自分は20世紀も生きていたが)の今から見ると、偏見はおろか無知や忌避ともとれるような、19世紀(20世紀の前半あたりまで)の男性たちの女性観。ダーウィンあたりは重罪である。それを作者が皮肉とユーモアとともに描き出す。訳は松田青子さん。 問題だらけの女性たち (河出文庫 フ 24-1) 作者:ジャッキー・フレミング 河出書房新社 Amazon 冒頭に、「誰の言葉も鵜呑みにするな 王立協会のモットー」と記されている。最初か…