真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 逸話を例に、先延ばしを戒める。一つの大事を成すには、他を捨てて即座に行動することが肝要だと説いている。 🌙現代語対訳 ある人が、自分の子供をお坊さんにして、 ある者もの、子こを法師ほふしになして、 「学問をして因果の道理をも知り、 「学問がくもんして因果いんぐわの理ことわりをも知しり、 説経などして、生きていくための技術としなさい」と言い聞かせたので、 説経せつきやうなどして、世渡よわたるたつきともせよ」と言いひけれ…