今回は、「神去なあなあ日常」(2013年)を読みました。 神去なあなあ日常 (徳間文庫) 作者:三浦しをん 徳間書店 Amazon 本書は、神去村(かむさりむら)に林業研修生として高校卒業と同時に放り込まれた平野勇気の記録(小説)です。林業という仕事について、まとめたいと思います。 屋敷林の手入れ 山から吹き下ろす風を防ぐために屋敷の周りに植えている杉の木は、腰にベルトをつけ、杉の幹をぐるりと一周したロープと昇柱器で地上6メートルの高さまで登ります。枝を斬りすぎると屋敷林の用をなさないし、ほおっておくと家に日が射さなくなってしまうのだそうです。 勇気はチェーンソーでようやく指示された枝を切り落…