岩槻郷土資料館にある城下町岩槻散策案内 戦国時代から江戸時代にかけて、岩槻城の城下町や日光御成道の宿場として都市形成が進んだ岩槻。 その当時、岩槻城内では「本丸」「三の丸」「新曲輪」などの名称が付けられ、城下の武士が住む地区(武家地)の通り名は「小路」、庶民の住む地区(町家)は「町」と呼ばれていました。そうした地名や城下町、宿場としての景観は、一九七〇年代以降、 急速に失われてしまいましたが、地域の通称や入り組んだ街路などの形で、今でもそこかしこにその面影をとどめています。それらは、岩槻城や城下町の一面を伝え、岩槻の豊かな歴史的環境を形作る、大切な歴史文化遺産です。 ※上の図は、岩槻城・城下町…