イスラム圏の水パイプ(水たばこ)。シーシャとも。Hookah(waterpipe)。
パイプの上にリンゴなどの風味が添加されて蜜で固められたタバコを燃料の上に置いて蒸発させ、その煙を水に通した後に吸い込んで嗜む。ペルシャのサファヴィー朝時代が起源だとされる。イスラム教にてアルコールの摂取が禁じられているため、また水で冷やされた煙を吸えるために中東で流行した。現在ではエジプトとトルコを始め、世界各地で提供する店がある。
ニコチンやタールが水の中で溶けるので煙は軽いが、一回分の吸引によって体内で発生する一酸化炭素の量は、紙巻きたばこ1本分で発生する量の約4〜5倍にものぼるとされる*1。