人生劇場 飛車角 鶴田浩二 Amazon ★★★ 大正中期。やくざの飛車角(鶴田浩二)が遊女のおとよ(佐久間良子)と駆け落ちし、小金一家の小金親分(加藤嘉)に匿われる。飛車角は親分に恩返しをするため、小金一家と敵対する丈徳組に乗り込み、そこのボスを刺殺する。逃走中の飛車角は偶然出会った吉良常(月形龍之介)に匿われるのだった。その後、飛車角は自首して懲役5年の刑に服すことになる。一方、娑婆では車夫の宮川(高倉健)がおとよを助けるが……。 原作は尾崎士郎『人生劇場』【Amazon】。 今の時代、やくざを美化した映画なんて作れないから、これはこれで貴重なのだろう。60年代は今よりも反社にやさしい時代…