涼しくなると、温泉もさらに気持ち良いものになりますね。日本には有名な温泉地がたくさんあり、全国どこに行っても温浴施設がある「お風呂大好き国」です。温泉の成分も地域によってさまざまで、源泉に含まれる化学成分の種類と含有量によって泉質が決まっているといいます。今回は、日本にある代表的な温泉の成分を環境スペーススタッフが調べてみることにしました。 単純温泉 岐阜県の下呂温泉や長野県の鹿教湯温泉など、温泉水1㎏あたりガス性を除く成分が1,000㎎未満、湧出温度25℃以上の温泉です。pH7.5以上は「弱アルカリ性単純温泉」、pH8.5以上であれば「アルカリ性単純温泉」となります。水質は柔らかで刺激が少な…