作業療法のリハビリを受けていたある日のこと。その日の受け持ちの先生は、はじめてお世話になる若い男性。 「初めまして! 今日の作業療法を担当します。まずは身体の状態を見せてくださいね。・・・少し右手がむくんでいるかもしれませんね。ほら、左と比べると若干ここが膨らんでいませんか?・・でここをもみほぐしてやると、、ほら、左右同じになったでしょ? そもそもなぜむくむかというと・・・」 この先生は「おしゃべりニキ」と呼ぶことにする。 患者の病状やリハビリ進捗など、最低限の情報は各先生方で共有されているようであるが各コマのリハビリメニューは担当する先生の裁量にある程度任されるようだ。 おしゃべりニキのコマ…