ウィキペディアは便利です。私も公私を問わず、毎日のように使っている。特に単発の事実をすぐ知りたいとき、例えば信長の生まれた年とか、どこかの国の首都の名前とかを調べるには本当に使いやすい。 だが、単純事実関係でも意外と誤りが多いうえに、歴史や文学や映画など、人物の「評価」が加わるものについてのウィキの記載内容は、安直に信じ込むべきではない。私の場合、まず概ねの見当をつけたいときにウィキペディアの冒頭概略をみたあとで、他のサイトで裏を取ってからでないと、危なくて仕事やブログで使えない。 当然のことで、この自称百科事典は、執筆者や編集者の氏名も、出版社の社名もなく、そこらのブログと変わらない程度の信…