島根原発は県庁所在地の松江市から10km圏内にあります。本年1月1日に発生した能登半島地震では、運転停止中だった志賀原発でトラブルが発生しました。 もしこのとき重大事故に至っていたら、避難できなかった地区があると指摘されています。 上記記事では、「重大事故時の住民避難の在り方を定めた規制委の原子力災害対策指針(防災指針)によると、原発から5キロ圏内の住民を優先的に避難させ、5~30キロ圏には自宅や避難所への屋内退避を指示。状況に応じて段階的に避難させることを基本にしている。」と紹介しています。松江市の北方10km圏内には、Sランク(30年以内の地震発生確率が3%以上)である宍道断層があります。…