ノンフィクション作家。1930年、東京生まれ。 早稲田大学文学部卒業。63年、「婦人公論」編集次長を最後に中央公論社を退社。作家五味川純平氏の資料助手の経験の中から処女作『妻たちの二・二六事件』が生まれる。『火はわが胸中にあり』で第5回日本ノンフィクション賞、『昭和史のおんな』正・続で第41回文芸春秋読者賞、『滄海よ眠れ』『記録 ミッドウェー海戦』等で菊池寛賞受賞。
沢地久枝
澤地久枝さんによるエッセイ集です。1980年に出版された本なので内容は古いですが読み応えがあります。 澤地さんはあまり体が丈夫ではなくメニエル氏病(メニエール病)、心臓喘息、心房細動、子宮筋腫、僧帽弁狭窄症、貧血、失神、けいれん…など病気や体調の話が多いので苦手な人には辛いかも。 筋ジストロフィーの山田秀人さんとキャンプでのやり取りが印象的でした。来年の事を考える事ができない青年がいる事を知るキャンプは一生の思い出になりそう。 ---------- ぬくもりのある旅 へのアマゾンリンクはこちら。 https://amzn.to/4gSW9Az ---------- ぬくもりのある旅 著者 澤地…
今週のお題「読書の秋」 子供の頃から、本を読むのは好きだった。記憶にある初めて読んだ本は「グリム童話」。それは、年の離れた兄が小学校卒業の時に先生からもらった本だった。六歳だった私は、その本を見つけて読み始めた。わからない漢字は、想像を働かせながら意味を補って読み進める。けっこう厚い本だったが、版画の挿絵が入っていて、それも想像を助けた。今思えば、あの版画は、中世ヨーロッパの雰囲気を醸し出していたようだ。他に読むものもないので、何回も読み返しているうちに、すっかりお話が頭に入ってしまった。「ラップンツェル」「灰かぶり」「白鳥の王子」「カエルの王さま」などなど。題名は忘れてしまったが、何でもご馳…
本日は家人の足の確保でありまして、用事を足している30分ほどの間、近く にありますブックオフで過ごすことになりです。30分でワンコイン一本勝負と なりますが、まずまずの収穫でありました。その後に行きつけの本屋にも足を 伸ばしたのですが、うーむ本日は良い一日となりました。(これは午前に書き込 みをしてもらったからでありましょうか。) 本日の待ち時間も含めて読んでいたのはブックオフで購入した文庫本でありま した。 昭和史のおんな (文春文庫) 作者:澤地 久枝 メディア: 文庫 澤地さんのものはほとんど読んでいないのですが、気になる女性でありまし て、本日は文春文庫で半藤さんのものがないかと見てい…
2001年10月、国会での中村医師の証言には、万感のこもると思われる一節がある。「(アフガンが直面する)餓死については、自民党だとか共産党だとか社民党だとか、そういうことではなくて、一人の父親、一人の母親としてお考えになって、私たちの仕事に個人の資格で参加していただきたい」。(中村哲、澤地久枝『人は愛するに足り、真心は信ずるに足る アフガンとの約束』岩波書店、2010) こんばんは。中村哲さんが凶弾に倒れました。嘘であってほしい、とは思うものの、本当なのでしょう。 井戸を掘る医師。 中村哲さんが国会に出向くきっかけとなった、アメリカ同時多発テロ事件からちょうど3年後の2004年9月11日(土)…
7/24(木)☆貸出し209人、979冊。 ☆1:30~読書会「人生‘本’談」、新しく参加された方も含め7名、今日の話題の作家は「澤地久枝さん」でした。来月は池田晶子さんの『14歳の哲学』を中心に、人生談義です。 ☆7月28日(月)ので・あ・い講座「光る泥だんごを作ろう!!」に向け、昨日から始まった「ビデオ上映会」は、3人以上集まれば随時上映!です。今日だけで、6回開催。親子で、祖父母と、友だち同士など、計32名の方たちが事前学習をしました。2年前に実物の泥だんごを送ってくださった〈泥だんご名人/ジョンのパパさん〉が三重県津市からやってくる!!とあって、関心も一段と高まっています。(当日会場で…