無言館

数ヶ月前、長野ツーリングをプランニングしている時、Googleマップで偶然見つけた小さな、けれどとても貴重な美術館です。 展示内容はタイトルの通りです。 内部は撮影禁止ですが、終戦後に完成させようとしていた未完の作品も展示されています。 自画像も何点かありましたが、どの自画像も悲しい目をしている様に見えます。 ここは第一展示館になります。ここから少し坂を下ったところに第二展示館があります。 この第二展示館には画学生のデッサンを集め、天井に敷き詰めたドームがあります。 「傷ついた画布のドーム」と呼ばれています。 第二展示館の前庭に、絵筆の椅子(ベンチ)というモニュメントがあります。 絵筆がベンチ…

横山秀夫さんの「ノースライト」で触れられていた美術館が、24時間テレビのスペシャルドラマで取り上げられていた。 芸術のあり方、戦争の悲哀、人と人の別れ、そして出会い――人生を多角的に描いた静かなドキュメンタリー。何気なく見始めたものの、往年の名優が次々に出てきて、その名演技に度肝を抜かれる。素晴らしいドラマで感動。しばらくはHulu等で観られるみたいだけど、DVD化したら取り寄せたい。 www.ntv.co.jp

今日の朝は涼しかったので、くるみさんはソファーの上に。 今日は終戦記念日、テレビでお昼のニュースを見ていると戦没画学生慰霊美術館「無言館」の催しについて放送していました。 家から車で２０分程なので行ってみました。 敷地の一角に供養台が設けられいます。 戦争で亡くなった画学生達の名前が書かれた絵筆が並べられていましたので手を合わせました。 無言館に向かう通路には陶器の小さな灯ろうが沢山並べられていました。 暗くなると灯ろうの中に灯りを燈す様です。 お盆中ということもあってか駐車場も満杯で沢山の人が訪れていました。 こちらは、終戦記念日とは全く関係のないくるみさん。 写真を撮ると、いつも同じ顔にな…

中学2年の林間学校で、キャンプファイヤーを囲んで歌ったのが その歌を知った最初でした。仲の良い友達は既に知っているようで それに合わせて歌い出すと シンプルで馴染みやすいメロディはあっという間に歌えるように。 「戦争を知らない子供たち」 模造紙に書かれた歌詞 若い先生のギターに合わせて私たちは歌いました。 戦争が終って僕等は生まれた 戦争を知らずに僕等は育った おとなになって歩きはじめる 平和の歌をくちずさみながら僕等の名前を覚えてほしい 戦争を知らない子供たちさ 若すぎるからと許されないなら 髪の毛が長いと許されないなら 今の私に残っているのは 涙をこらえて歌うことだけさ僕等の名前を覚えてほ…

くまさん兄弟に応援ポチお願いします にほんブログ村 今日も雨が降ったり止んだりの涼しい一日でした。 そして、この数日の低温傾向で野菜の生育もゆっくりです。 その中で、緑のカーテンとして植えた「花豆」が元気です。 低温を好み、標高７００m以上の土地でないと花は咲いても 実がつかないそうで、その栽培には長野県の冷涼な気候が適して いるとのこと。 初めての栽培なので、豆が収穫できるかわかりませんが、、、 風に揺れる可憐な赤い花は、見ているだけでもほっこりとした 気分にさせてくれます。 🌺 🌺 🌺 🌺 🌺 ７月１５日 夜７時半からの NHK 「知るしん」無言館 「声なき声に耳を済ませて〜吉永小百合」を…

図書館の広々～したへやに六人、離ればなれの座席、みんなの声に耳を澄ませながら、図書館での久々の読書会「詩をたのしむ」。（先月、先々月はスウさんの紅茶で読書会）昨日も、心揺さぶるステキな詩たちに出逢いました。 まど・みちおさんの詩もありました。やさしく、ユーモアに満ちた100歳を生きぬいた方の言葉には、宇宙があり、ものごとの核心に迫るものがありました。＊ ＊ ＊ 《100年のアトリエ 画家/野見山暁治》（1月6日放映）～～無言館～窪島誠一郎さん～水上勉さん～ 不思議な小さな旅でした。そしてぐるりと一回り、再び、野見山暁治さん。 …今中先生は絵が好きでね。先生はとにかく絵を描く僕が可愛くてしようが…

本日のくるみさん、朝は休みで家に居るお母ちゃんの膝の上で甘えていましたが、眠くなった様で２階に上がって布団の上でキレイなアンモニャイトになっていました。 午後は、くるみさんの事はお母ちゃんに任せて散歩に出掛けました。 車で少し走った場所に、アジサイが咲く場所があるので様子を見に行きます。 公園の駐車場に車を停め、あじさい小径まで歩きます。 途中には色々な施設がありますが外観だけ眺めて通り過ぎます。 「檻の俳句館」 「俳句弾圧不忘の碑」脇にある投句箱。 画家、村山槐多のギャラリー。 「旧信濃デッサン館」 あじさい小径の入口までやって来ました。 残念ながら花はまだ咲いていませんでした。 仕方ないの…

梯久美子『戦争ミュージアム』（岩波新書）を読む。梯久美子が戦争や平和の博物館を訪ね歩いた記録。大久野島毒ガス資料館、予科練平和記念館、戦没画学生慰霊美術館 無言館、周南市回天記念館、対馬丸記念館、象山地下壕（松代大本営地下壕）、東京大空襲・戦災資料センター、八重山平和記念館、原爆の図丸木美術館、長崎原爆資料館、稚内市樺太記念館、満蒙開拓平和記念館、舞鶴引揚記念館、都立第五福竜丸展示館、の以上14か所。 知らないことばかりだった。私はこれらのうち、無言館を訪ねたに過ぎない。せめて近くにある東京大空襲・戦災資料センターや都立第五福竜丸展示館、そして故郷にある満蒙開拓平和記念館は訪ねてみようと思った…

11月14日 朝サウナは稼働していないので入浴のみで出発の支度を済ませる。 今日は東海道を東へ、静岡を経由して神奈川まで。静岡では愛車の里帰りにとスズキ歴史館の訪問を検討していたのだが午前の予約が取れなかった。代わりにヤマハコミュニケーションセンターへ訪れた、ここは予約不要なので。いくつかの車両にはまたがることができ、ひとりはしゃいでしまった。貴重な昔のレーサーなどもゆっくり見ることができる。ヤマハは一貫してデザインがエレガント、洗練されすぎている印象だ。ブランドとしては楽器メーカーでもあるので総合的に作用があるのだろうか。競技車両であっても芸術的に美しい。 そんな魅力を感じていたとしても、一…

私がお教室を始めた頃からなので、 もう10年以上、ずっと通ってくださっているNさん。 注文中の教材の到着がもう少し先なので、 小物を作って楽しんでいらっしゃいます。 Nさんはブルー系がお好き♡ ハートは赤やピンクと決めつけない お手本通りじゃなくてOK！ 大好きな色で作ると、より一層、作品に愛着が増しますね✨ @@@ 昨日はちょっと嬉しい連絡が✉️🎶 近いうちに詳しい事がわかるので、とっても楽しみ♡ これから少しずつ、ご紹介出来るようになれば嬉しいです。 @@@ ＊ ＊ 先日、 無言館(長野県上田市)に行ってきました ここは、芸術家を志していた美術大学の学生や卒業生が第二次世界大戦で戦死され、…

■21時に薬を飲んで横になっていたが1.5時間経っても眠れないので，とりあえずブログを書こうということになった．眠いには眠いが，寝れる程でもない感じ．モニターから大量の光を浴びて，もっと目が覚めちゃうんじゃないの？まぁ，なんとかなるっしょ．今日の私はなんか調子がいい．昨日辺りから昼間の気温が20度とかになっていて，過ごしやすいからだろうか．仕事でもご機嫌であった．先週なんかは「11月が長過ぎてしんどいぴよ…」って感じだったのに，今はなんとでもなるような気がしてるし．気分の振れ幅がでかすぎて，自分で自分がわからない． ■しゅ～かつ，成功しました．やったぁ．うつであることを履歴書に書いて出したので…

■なんか目が覚めてしまったので書いている．どうも夕飯が足りなくて空腹だったらしい．自分の身体の要求を正確に把握するのが苦手だ． ■しゅ～かつ，試験を突破した．やったぁ．あとは書類提出とか面接とかだが，書類は既に作ってしまった．あとはこれを現職場でこっそり印刷すればよい．ちなみに小型のプリンターは所有している．なんか，将来的にでかいプリンターが家にあると嬉しいような気がするけど，それでもやっぱりケチな気持ちが湧いてきて，職場で印刷したくなるのかもしれない．『ののちゃん』の藤原先生も，自作小説の印刷を職員室でやってたね．そういえば『ROCA』も持ってます．なかなか好き． ■休日をのんびり過ごした．…

野見山暁治は、窪島誠一郎が戦没画学生の遺作を展示した無言館という美術館を作るのに協力しています。 『いつも今日』から引用します。『なんのために、何十年も前に亡くなった人の作品を集めるのか。初めぼくが遺族の方たちに約束したときには、故人への鎮魂がそれらのあった。遺族への哀悼もあった。ただ、残された作品はいずれも、つまらない、取るに足らないものだった。それらの作品が日を追うにしたがって、妙にぼくの胸の中で発酵しはじめたのだ。下手な絵の奥底から、一途な思いがゆらゆらと、か細い焔のように揺らいでくる』 野見山暁治の『絵の奥底から、一途な思いがゆらゆらと、か細い焔のように揺らいでくる』とはなんだったのだ…

野見山 暁治（のみやま ぎょうじ ）は、1920年大正9年生まれ、 2023年令和5年102歳没。洋画家、東京芸大名誉教授。戦没画学生（とくに母校・東京美術学校から召集された者達）の遺作の収集・保存に奔走、それが｢無言館｣設立（1997年）へ直結した。 この『とこしえのお嬢さん』（2014年平凡社）は、野見山暁治が94歳の時に書いた交友録です。彼は思い出の人々を独特の率直な眼差し切り取っています。野見山は長生きの人です。本の中の思い出の人たちは、みんな死んでいます。彼らは記憶の中にのみ存在します。そうなると実在と幻想かあいまいになるのでしょうね。彼は言いいます『若い日の行きずりというか、女(ひ…

静岡県立美術館にて開催中の特別点「無言館と、かつてありし信濃デッサン館」展を見てきました 窪島誠一郎氏によって集められた戦没画学生の作品がメインの展覧会 最初のコーナーは自画像 ちょうど顔の高さに並べられたこちらを見つめている自画像たち これらの顔はすべてとうの昔に、これらを描いてそう時間の経たないうちに失われた、そう思うとなんとも後ろめたいような重たい気持ちになります キャプションは作家の生年と生地、そしていつ出兵したかが書かれ、どの戦地でどう死んだかで終わっていました 展示の第三章は〈最期まで描こうとしたもの〉 こちらには作家が描いておきたかったもの、つまり家族の絵が展示されていました 蜂…

www.momat.go.jp 今年の秋の東京、何故か国立の施設で埴輪の大型展覧会２つ。 ちなみにセット券も売っていて、今回はそちらを購入している。 というわけで最初はこちら、通称はにどぐ展。実はこちら、展覧会があるという話を聞いて、最初はどうしようかな、と思っていた、のだが。┌|∵|┘音声ガイドナビゲーター決定❕㈠・㈠音声ガイドのナビゲーターは俳優・声優の田中真弓さんに決定しました！テレビ番組『おーい！はに丸』で、埴輪の王子「はに丸」をご担当です。幅広くご活躍の田中さんが、本展をナビゲートします。ぜひお楽しみに✨ pic.twitter.com/4XOQmT3TiR— 「ハニワと土偶の近代」…

秋学期が始まる1日前....なんとか単著論文を書き上げました(´･ω･`;) 学期が始まれば授業や事務で、論文執筆は厳しいですから、ギリギリ及第点の夏になりました。正直終わらないと思ったのですが、上田市にある無言館を訪れたことで、背中を押してもらったように思いますm(_ _)m 上田市へは調査の関係で訪れたのですが(先月記事)、既に3度目の訪問で主要な観光地は巡っていました。用務が早く終わったので、少し駅から離れた前山寺(ぜんさんじ)に足を延ばしてみました。別所線塩田町駅から歩くこと30分┏( >_<)┛藁ぶきの門と三重塔を擁す山間のお寺に、心癒されました（＊´∀｀＊） 前山寺 しばらく境内を…

＜ドラマ＞＜サカー＞ 08:00-08:15 NHK 連続テレビ小説・虎に翼「第２２週」寅子（伊藤沙莉）は星航一（岡田将生）と、星家の屋敷で暮らし始める。航一が寅子親子を前に自然に見せる温かみのある言動に *5.2% *9.2% 08:00-09:25 NTV ウェークアップ *1.5% *2.9% 10:00-10:30 EX* 題名のない音楽会「６０周年記念企画⑤鈴木優人&BCJ 時代を超えて甦らせるクラシックの音楽会」…ベートーヴェン、メンデルスゾーンの楽曲を当時の楽器で *3.3% *6.1% 12:45-13:00 NHK 連続テレビ小説・虎に翼・ダイジェスト 13:05-13:50…