高山市を後にして、いよいよ今日は岐阜県から長野県への移動になる。この県境に3000m級の山が連なる飛騨山脈がある。通称『北アルプス』。岐阜県高山市から長野県松本市へはこの飛騨山脈の南端の裾野を通る国道158号線を走ることになる。 裾野といっても元々の高度が高く、穂高岳(3190m)と乗鞍岳(3026m)に挟まれた山間の地。当然ながら気温は低い。昨日の高山も陽が沈むと寒さを感じたが、県境に差し掛かる頃には、日中にも関わらず冷たさを感じる。カーエアコンを「冷房」から「暖房」に切り替えたほど。高山市内から見える北アルプスの山々の頂に雪が見えたのも頷ける。 お昼近い時間になったので、道中にあったドライ…