母のこと

今日は久しぶりに母と出掛けた。 お昼ごはんを食べて、観劇をした。 少し離れて暮らす母は、 時々こちらに遊びにくるのを息抜きとしているようだ。 尊敬している人はいますか？と尋ねられたら、 母です、そう答えるだろう。 わたしの母は本当に強い人だ。 幼い頃は「母」としての側面しか見えなかったが、 大人になるにつれ見える部分が増えていった。 その度に、ああ本当に強い人だなあと思い知らされてきた。 可愛く、優しく、強い。 逆立ちしたって、どう足掻いたって、一生敵わないんだろう。 そんな母の子に生まれてきてよかった。 いっぱい心配をかけているので 来年は良い話が沢山できたらいいし、また一緒に出掛ける機会を…

カラリと晴れた日が続きます。 先日少し雨が降りましたが、夫に言わせると 「焼け石に水！」 とのことでした･･･ さて、昨日お昼過ぎせっかく天気が良いのだし･･･と思い、おむすびをこさえてお茶と娘が焼いたビスケットも布袋に入れて１人遠足に行きました。 自宅から車で少し走った先にある、グラウンドやテニス場併設の公園のような広場を目指しました。 山の中腹にあるので結構な高い位置にあり、遠くまで景色が見渡せて風も常にふきぬける私の大好きな場所です。 車を降りてグラウンドに降りる階段の一番上に座って準備してきたお弁当をほおばりました。 植えられた木々の葉ずれの音が心地良く響き渡ります。 もぐもぐしながら…

山の日、祝日。平日休みに祝日が重なると何となく損したような気分になる。。。 午後、山の日だが天侯が不安定で山行を諦めた兄とお寺さんへ出かけた。強い日差しの中、二人で汗だくになりながら草や落ち葉を取り、墓石を磨く。新品ぴかぴかだったお墓が少しずつ風格を備え始めていて、日々を重ねていく充実と、父が亡くなってどんどん月日が過ぎ、父が遠くなってしまうような複雑な気持ちになる。お花を活け、線香の煙に燻されながら手を合わせた。 片付けをしてからお寺さんへ上がる。先代のご住職が玄関に座ってらした。順番が来るまでエアコンの効いた涼しい室内で待つ。 お盆に棚経をして頂くのをやめ、本堂でお経をあげて頂くのだ。 去…

2022年に96歳で亡くなった認知症の母について、思うことの記事です。 母が亡くなって1年以上過ぎました。 この1年間は、介護で大変だった頃の母を思い出すことが多かったのですが、次第に私は母の人生そのものについて考えるようにもなってきました。 母は生まれたときから最も身近な存在で 母のことはなんでも知っていたような気になっていたけれど。 母がまだ若かった頃の写真を見ると、そこには私の知らない母の世界が感じられ 私は改めて 母のことをもっと深く知りたくなりました。 見た目には母は明るく元気で 愛情深い人だったけれど。 ネガティブな感情も強く そのような発言をする事も多かった。 本気なのか冗談半分…

熱い朝の珈琲を飲んでいる時に、今日は新月だと気づいた。旧暦五月、皐月朔日だ。新月の日はその名の通り、心新たになる。 こころ新たに、よし！なーんて気合いが入ったような気になっていたけれど、仕事のあれこれに忙殺され、すっかり忘れていた。 午後遅く、兄と母の面会へ。今回は義姉も一緒に来てくれた。 直接会えるようになって３回目の面会。天気が良かったので外に出てみた。 車椅子にほとんど寝た状態の母を押していく。会った時は目を閉じた状態で反応も薄かったが、段差や道路や公園の土の上を行く感覚が刺激になったのだろう、公園で兄が声かけしたら返事が返ってきた。でも相変わらず目は閉じたままで。もしかしたら眩しさを感…

新型コロナが５類に移行して、暮らしの様々な場面での制約が解かれてきた。 施設に入居している90歳の母との面会も建物外のガラス越しから、強力な換気装置付きの室内でビニール越しへと変わったのが２月くらいだったろうか。そして近々、直接対面も全面解禁になるらしい。 その前は施設でクラスターが発生したとかで面会禁止が続いていた。 面会禁止期間が長く、その間に母はますます老いてしまった。 高齢だし、もう噛む事はできず流動食で、目を閉じていることが多くなったため、週一で会いに行く。もっと頻繁に行けると良いのだが、面会はまだ予約制で、週に１回と決まりがある。 じれったいなぁと毎回思う。けど、仕方ないね。 以前…

肌寒い日曜日。母が他界して2回目の母の日。そして手元供養していたお骨をお墓に納めて初めての母の日は、ちょっぴり切ない日となりました。 ５月は母の日、６月は父の誕生日と父の日で、この季節は何かとイベントがあり思い出の写真もいっぱいあります。それをGoogleフォトが報せてくれて、懐かしくもあり、未だに実家に帰れば母がいるような気がしてしまいます。昨日は１日早い母の日で、母の好物を実家で父と共に食べました。お肉と鮪が好きだった母。 父が食べ易いように木の子とパプリカと一緒に炒めちゃいましたお肉と鉄火巻きという妙な取り合わせになってしまい、おまけに写真は撮り忘れ。美味しい、美味しいと言いながら、母に…

義父の一周忌に向けて片付けを頑張っている もちろん来客もあるからなのですが、掃除しやすく管理しやすくして自分が楽になる為です ちょっとずつ実現して快適になっています 目標を達成してどんどん楽になろう 母のことも完璧はなくて気分の浮き沈みに私まで付き合う必要はなくもう少し柔軟に対応しよう 自分の気持ちを大切に もっと自由に

昨日は新幹線に乗って、会社の後輩に会いに行った。仕事は大変そうだったけど、まずは元気そうでよかった。すごくいい趣味を持っている後輩で、ラジオを聴くこと、観葉植物を育てること、山に登ること、読書、編み物が好きなんだそう。 中でも編み物は、生地から作っていて、ブックポーチだけでなく洋服（トップス）も作っちゃうんだって！すごいな～ 黙々と手を動かすって、マインドフルネス的な効果もありそうでいいよね。読書については、作家の宮部みゆきさんをおすすめされたから、私もさっそく読んでみようかな。 昨日の日経新聞に、ＨＰＶワクチンの接種率について書いてあって、１９９５年度～１９９９年度生まれの接種率は７割以上と…

７／23 父は個室に居た。 1日、8000円の差額ベッド代を支払わなければならない。 できれば4人部屋でいてほしい。 入院して3日目に病院側から 自分のベッドに戻れず 他の方のベッドに戻ったり、別の部屋に入ってウロウロしたりする。その上、ベッドの上に立ち上がる、などの理由で 個室にして マットを敷いて寝るようにすることに同意を求められた。 認知機能障害と半側空間無視のために起こっていることで、病院からの言う通りにするしかない。(言っておくが、裕福な両親ではない) 15分の面会制限で久しぶりに会った父は やはり焦点が合わない目をしており 口の左側からヨダレがポタポタ。 話はできるが、明らかにおか…

今は実家で、母と向き合う日々。 今回は、母のことについて書きます。 私の母は、愛媛県の今治（いまばり）市で生まれました。 瀬戸内海沿いで、しまなみ海道やタオル、造船の街です。 祖父は戦時中、天皇陛下を衛る近衛兵（このえへい）として、皇居にいました。 戦後は手先の器用さを生かして、愛媛で建具屋に。 祖母は人当たりが良く、職人の祖父を支えていました。 そんな祖父母の間に、母は三姉妹の次女として育ちます。 占い的に見ると、母はものすごくエネルギーが強いです。 しかし、自分を抑える力も強い。 それは強いブレーキとアクセルを、同時に踏んでいるようなもの。 そして、そのブレーキは、厳しい祖父のからのもの。…

母が他界してもとりたてて悲しくはなかったし、残念な感じもない。 むしろ、淡々として、あまり実感がない。 あぁ、死んだんだ、大往生だねよかったね……みたいな感じかな。 ただ、後始末がかなわんなぁ〜、困ったなぁ～………てのはあります(^_^;) 父が死んだ時は、なんだコノヤロ、勝手に死に逃げしやがって、ふざけんな………と腹が立ったことはよく覚えています。 ちなみに二人とも墓はありません、父はすでに合祀墓にて埋葬していただいていまして、母もそのようにするつもりです。 自分の時は、直葬で拾骨不要ですね。 人ひとり死ぬというのは何かと面倒くさすぎだよね(ーー;) 実はうんざりしています(^_^;) 身内…

ちくわ 今日の一句 障子貼る妻の小言も何のその 浮浪雀 起きたらイッヌ様対応。ごはんしっこ膝抱っこペロペロチュッチュ。犬の目をよく見ると白くもやがかかったようだ。白内障なんだと思う。7倍が犬年齢と言う説を信用すれば77歳のばあば犬ということになる。 土曜日はbe。悩みのるつぼ。回答者、野沢直子。かなか妥当な答えだった、とその印象は覚えている。相談者の年齢性別、相談内容は思い出せない。野沢直子は親の立場からのアドバイスだった。すると子供から親に対する気持ちの問題だったはずだ。アドバイスは親に聞いてみたら、というものだった。思い出した。4０代女性、実家の母親が認知気味で心配。こちらで仕事をしてるが…

こんにちは＾＾ 貴女を愛されヒロインにするカウンセラー・愛美(まなみ)です。 ココロノマルシェのご相談にお答えしていきます。 ココロノマルシェとは、根本裕幸先生のお弟子カウンセラーがご相談に回答するオンラインカウンセリングサイトです。 ぜひご利用くださいね！ いとこの子と キツい言葉を使ってしまうことと親の影響おかぴさん独身アラサー女です。 先日、些細なことがきっかけで両親から「あんたは普段から言葉がキツすぎる、直しなさい」 とこっぴどく叱られました。 確かに自覚があったので、きちんと謝りましたし、今後改善していくつもりですが、どうもモヤモヤするのでここで相談させてください。 私がなぜキツい言…

ランキング参加中【公式】2024年開設ブログ ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ こんにちは、けぴです。 今回は、1952年の黒澤明監督の名作「生きる」のリメイク版である「生きるLIVING」をご紹介します。 「生きるLIVING」は2022年製作の英国版の作品です。 脚本がノーベル賞作家のカズオ・イシグロであることでも話題になったことで、記憶している方も多いでしょう。 youtu.be 「生きるLIVING」は、若い方よりも年齢を重ねた方の方が共感できる映画かと思いました。 私もそうですが人生後半の方！ちょっとした瞬間「自分の人生、このまま終わっていいのだろうか」とふと立ち止ま…

私には苦手なサイトがある。それはプレジデントオンラインである。このサイト、経済関係だけ話していればいいものを、精神方面に関しては的外れに当事者を傷つけるような話題ばかりをしてくるのである。嫌われる勇気というトラウマの概念を否定する時代遅れの（アドラーの時代は古いので当たり前ではある）本を出したのはダイヤモンド社ではあるが、どうしてかビジネスや経済を扱う存在というのは、人の存在や現代の心理や精神の医学といったものに無知なまま、自分達にとって気持ちのいい言葉や思想を並べ立ててくれる人間を選ぶような記事を無責任に出版したりオンラインに掲載してしまうのである。自分達の得意な記事だけ書いてくれればいいの…

続き、、、 トイレで上のスカート脱いで、 カチューシャつけて、いよいよ会場へ❣️ この時に、 ブログ見てますって、母のことも心配して下さってると、お声をかけてくださった方 ありがとうございました(*^^*) 本当にありがたくて嬉しかったです❣️ 今回の会場は、 愛知国際展示場 Sky expo でした。 聖子ちゃん初めての会場✨️ オールアリーナ席です。 外も日陰になってたので なんとか写真撮ったりできました(*^^*) インスタのお揃い楽しみにしてますと 何人かの方が声をかけて下さって 嬉しかったです😊💖 ありがとうございます❣️ 席はPR2の前から2列目✨️ 端っこだけど、通路側だったから…

家族サービスと言いますか、妻と一緒に妻のお気に入りのお店に行ってきました。 妻にはいつも母のことでいろいろ助けてもらっています。 天神橋筋商店街 日本一長い大阪の天神橋筋商店街です。端から端まで歩くのに40分かかると言われます。 商店街以内にあるスーパー玉出です。 天神橋筋商店街は南の端が1丁目、北の端が6丁目となっています。 天神橋筋商店街1丁目、アーケードの南の入口です。 大川に架かる天神橋です。 このあたりで大川は堂島川と土佐堀川に分かれ、中州は中之島になります。 大川沿いの天満橋京阪シティモール内にカフェコムサがあります。 全国で25店舗ほどあるチェーン店です。 季節のフルーツをふんだ…

昔、アルコール依存症家族グループで学んでいた頃、呪文のように唱えていた言葉があります。 それが、「きょう一日」です。 もともとは、「きょう一日アルコールを飲まずにいられますように」とか「きょう一日しらふでいよう」とかってアルコールを摂取しない状態（ソーバー）でいることを保つためのパワーワードと聞いています。 ところがこの一言は、ホントになんにでも応用が利いて、効果抜群なのでよく当時はよく使っていました。 それこそことあるごとに呪文のように。 というのも、これを口にすると、焦った気持ちが落ち着いて、先走って不安に押しつぶされそうな心が穏やかになるんです。 アルコール依存症家庭は悪いことが不意にし…