二巻へと参ります。 本作は実写映画化やりやすいと思うのに何故やらないのだ? ネタバレします。 〔その7:きみに肩車してあげた] 渡会と百田氏は「胡蝶の夢」(我が蝶か、蝶が我か)と言う論議をする。 渡会は話さないがキリヤがイメージしただけのバルバラが現実に瀬戸内海に出没していることが現実となってしまったら、と問う。 「そうなれば我々の方が非現実となってしまう」 「ぼくたちのこの世界が夢になる、誰かの夢に」 「もしも青羽が目覚めてしまったら?」と渡会は問う。 両親の死とその心臓を自分が食べてしまったという事実を知ることになる。 しかし味方になってくれる者はいない。十条菜々美は最大の敵となる。 ・・…