老朽化する道路標識に『金口木舌(250413)』は思う▼目的地にたどり着くためには道しるべが必要だ▼民間企業が実施した全国アンケート調査で、老朽化を感じる人の割合が、沖縄はトップ▼県のまとめによると、県道などの道路標識の数は約3300基あり、3分の1は早期のメンテナンスが必要な状態▼台風が多く紫外線も強い沖縄の気候は、風雨にさらされる標識には過酷だ。修繕しているそばで老朽化が進む。県は計画を立てて修繕を進める予定だが、予算は限られている。全てを直し終わるまでの道のりは遠そうだ▼「この道を、行けばどうなるものなのか…迷わず行けよ、行けば分かるさ」。そんなアントニオ猪木さんの座右の銘も、標識が読め…