大洗町の幕末と明治の博物館の隣に、護国寺がある。 井上日召が住職をしていた。橘孝三郎らと共に、此処から血盟団事件、五・一五事件が起こる。wikiを見れば、彼らは、大洗組とも水戸組とも茨城組とも言われたとある。 博物館敷地の護国寺側に藤田東湖の大きな像がある。木々に囲まれてしまって見過ごしてしまいがちである。 幕末と明治の博物館は元は常陽記念館と言った。土佐藩出身の元勲、宮内大臣も勤めた田中光顕が、維新への水戸藩の貢献を顕彰するため、旧水戸藩領での記念館の設立に尽力したものである。 博物館の前には田中光顕の像が建っている。 田中光顕の叔父は那須信吾、吉田東洋を暗殺した人物。後藤象二郎の叔父が吉田…