中学2年生のときに幽体離脱を経験して以来、わたしは望むと望まざるとにかかわらず、さまざまな霊的体験をするようになりました。坐禅中には、必要な気づきが映像として現れることもありました。 ある聖者が言っていたように、「芸術的な感受性をもつ人は、霊的な事柄を映像として受け取ることがある」といいます。 わたしは若い頃、6年間絵を学び、美大進学の夢は叶いませんでしたが、その感受性がわたしの霊的体験にもつながっていると感じています。 これまで何度も、過去世と思われる映像を見てきました。あるときの坐禅中、達磨の孫弟子として迫害を受けた過去世の記憶が、はっきりと浮かび上がってきました。 師は正統な禅の教えを説…