知命

40歳は、不惑の歳と言います。 「四十にして惑わず」という、論語の言葉でしたかね。 また、50歳は「知命」とのことで。 自分の宿命を知る、という意味だそうです。 私の場合の不惑は、迷いがなくなるというより、迷いようがなくなる、という感じが近いかもなぁ、と思います。 一般的には、やり直すとか、退くということが難しくなる年齢。もはや、この道で行くしかない、という、消去法的な不惑。 なので、知命も、諦めみたいな、自分の程度を知るといったニュアンスだと想像しています。自分はこのために生まれてきたのだ！というよりかは、あぁ、自分はこんなもんなんだなぁ、みたいな。 若い頃に、重耳、という、古代中国の覇者の…

この２週間ほど休日はツーリングを楽しんだので、 今回はバイクは休憩 久々にトレイルランに 超久しぶりに、SEGAの体感ゲーム ストライクファイターとG-LOCの サントラをランニングウォークマンに入れてノリノリで走ります。 ちなみに、写真自体は先週のツーリング時に撮影したものなんですけどね！ すでに、虫が出始めてて、トレイルランは途中で断念！ だって、紐で目の前にぶら下がった幼虫が10ｍ置きにいるから 気分良く走れませんｗ この冬はあんまりトレランできなかったなぁ 写真の事は前回の記事で気持ちが整理できたので、 今回は手荷物はお気軽にRX0M2のみ。 本当はオフラインアイポンSEも持ち運んで …

年齢を重ねると、もともとある思考の偏りが どんどん積み重なって、 油断すると、意固地なややこしいおばさんになる。 特に若い人と話をすると、 自分の偏りや、柔軟性の衰えを痛感する。 あかん、あかん！と自分に喝を入れる。 がんばって「よいしょ！」と戻して、 から～ん！から～ん！と積み木を崩すように、 「あっけら～ん！」と生きていきたい。 そんなふうに思う、五十知命なのでした。

久しぶりの鰤の照り焼き。 どうも子ども達の食いつきが悪い…。 残った鰤の照り焼き。 翌日、カツにリメイクしてタルタルソースを添えると、子ども達は「美味しい〜！」とガツガツ食べた。 中身は昨日と同じ、ブリの照り焼きなのに…。 こんなことって、人間でも時々あるよなーなんて考えてしまった五十知命なのでした。

数日続いた体調不良。 たった数日だったが、倦怠感に押しつぶされそうで、このまま闇に引きずり込まれるのではないか、と不安になったほどだった。 その中で、なぜか唯一手を伸ばしたこと、それは、なぜか「言葉」だった。 自分自身でも意外、だった。 普段元気な時はやりたいことは他にもいっぱいあるのに、倦怠感に押し潰されそうになった時、唯一手を伸ばしたのが「言葉」だったのだ。 「元気になったらブログに書こう」と、ノートに細切れの文字をメモした。 誰の目に触れなくてもいいと思いながら綴っているブログ。 でも、手書きの手持ちノートではなく、ウェブに公開されているブログに書くことは、どこかで「誰かに届いてほしい」…

今日は恐ろしくネガティブに一句。 普段は元気な私だが、久しぶりに体調を崩すと、体調を崩した状態に免疫がないがゆえに「自称ポジティブ」が速攻崩れ、超ネガティブマインドに急降下する。 季節の変わり目で体調を崩しただけなのだが、倦怠感が酷くあまりにしんどいと「人間、最後まで残る生への執着って何だろう」と考えてしまった。 蜘蛛の糸にぶら下がっている人は、きっと身体が元気だから、生への執着を握りしめるとともに、あの細い糸も握りしめられるんだろうなあ・・・などと考えてしまった体調不良だった五十知命なのでした。

今週のお題「秋の味覚」 なんだかお題の趣旨に水を差すようで申し訳ないな…と思いつつ、今の率直な気持ちを一句。 更年期か風邪か何なのか正直分からないが、体調不良で布団でダウン。 空は秋晴れ、気持ちいい天気、高気圧。 なのに私の身体は、その100倍もの圧力がかかっているようで、全身重い・・・。 少しでも元気が出るようにと、いろいろ秋の味覚を用意してくれたやさしさに涙・・・。 早く元気になってもりもり食べるぞ・・・と思う五十知命なのでした。

久しぶりに体調を崩した。 風邪、ではない気がする・・・。 発熱、咳、鼻水、腹痛、嘔吐、すべてない。 若干の頭痛はあるものの、とにかくツラい倦怠感・・・。 身体がだるい、しんどい・・・。 日曜日は、終日ベッドの上だった。 「水分は摂らなな・・・」とせっせとポカリ。そして、せっせとトイレ。 そのたびに、恐ろしくしんどい・・・、全身で荒い息。 身体の上に重りの布団を乗せられているみたいな・・・。 でも、熱はない・・・。 更年期か？！うつ病か？！ と思ってしまう。 最近、いろんなこと山盛りの生活、してたからな、と反省・・・。 仕事が忙しかったわけではない。 「人生で今が一番若い！」「好奇心の芽は、ほっ…

たまたまwebで見つけたアドラーの言葉、 「したいこと」「するべきこと」「できること」。 五十知命、「したいこと」「するべきこと」もいっぱいあるけれど、いったん脇に置いておいて、「できること」にフォーカスする。 自分の中の能力、時間、気力すべてのリソースを最大限活用して「できること」を、大切に積み重ねていく。 ある意味、「禅」の境地のような気がしました。 若い頃と違って段々疲れが取れなくなった五十知命、 更年期に突入しつつある自分自身へのエールを込めての一句。

久しぶりの我が子の風邪。 仕事からの帰宅後、いつもは私自身も「今日中に、コレしてアレして〜」とバタバタ過ごしているけれど、今日は「どうせ、思うようにはかどらないから、まぁいいかぁ〜。今日ぐらい、子どもと一緒にゆっくり過ごそう。」と開き直り。 開き直ると怖いものなし。平日夜に子どもとまったり話す時間は久しぶり。 こんなゆったりした時間が実はかけがえのない時間なのかもしれない、と思った五十知命でした。

最近、心に浮かんだ思いや言葉は、次の瞬間には忘れている。 まるで、それは、夏の陽炎（かげろう）みたいに・・・。 想いや言葉は儚く、一瞬で流れ消えていく儚いもの・・・。 だから、 その瞬間に、書き留めておく。 夏の陽炎みたいに、跡形もなく消えてなくならないように・・・。 そう思いながら文字をしたためている今日この頃の五十知命なのでした。

五十知命、今日も諸行無常しております…（笑） ＃60で「自分が心地よいものに囲まれて過ごす」を書いたけれど、 たまたまWebで見つけた、合気道家 内田樹（たつる）さんの言葉に、 心が揺れる・・・。 「合気道家は、入れ歯がすぐに合うようでなければならない」 だそうだ。 要約すると、 与えられた状況に対して、最適化することを目指す。 「最適化」とは、相手の状況に対して、自分自身が最も自由度の高い状況を作ること。 次の行動の選択肢が最大化し、 「何が起きても大丈夫！！」という自信につながる。 「自分らしさ」「自分なりのこだわり」「譲れぬ意地」は、自由度が下がり、肩肘が強張る＝可動域が下がるだけ。 与…

龍国寺探訪その② 前回の続編です。 25日で終了した《草木染天》で、安田ゆりさんの型染曼陀羅や亀山ののこさんの写真を鑑賞させていただいた後、さらに素敵な出会いがあったのです。 ーとその前に、龍国寺のお庭の佇まいも撮らせて頂いたので、写真をアップしますね。 庭園も素晴らしかったですが、お堂の中の調度品や絵画も目を奪われるものばかりでした。 現住職の曽祖父様だそうです ご住職の絵とお庭の写真を並べてみました。 お庭の様子は昔も今もほとんど変わっていないようですね。 お地蔵様？観音様？ 亀山ののこさんの写真が展示即売されていたすぐ横に、ぐいっと引き寄せられた書画が！ ため息をつきながら、じっと見入っ…

「居心地の悪い場所で過ごす時間が、成長につながる」とか、 「居心地が悪い＝自分と異なった価値観の場所は、新しい発見がある」とか、 居心地が悪いことは、単純に「避けるべきもの」ではないと思う。 でも、 五十知命になると、エネルギーも体力も気力も、若い頃ほど潤沢にあるわけではなく、 限りあるリソースであることを嫌でも思い知らされる。 だとすれば、その限られたリソースをどれだけ有効活用するか、 それが最重要事項だとしみじみと感じる今日この頃。 そのためにも、 自分にとって必要なものと、不要なものを見極める。 不要なものは、潔く手放す。 自分がコントロールできるものと、できないものを見極める。 自分が…