私は、小さい頃からおへそにある 小さなほくろがずっとコンプレックスだった。 友達と海やプールに行く時も、 可愛らしい水着を着てはしゃぐ周りの子たちを横目に、 私はいつも、自分のおへそのほくろが目立たないようにと、 少し大きめのTシャツを着たり、タオルで隠したりしていた。 「なんで私のおへそにだけ、こんなものがあるんだろう…」 鏡を見るたびに、そのほくろが目に入り、ため息をつく日々。 いつしか私にとって、おへそは「隠したい場所」になっていた。 そんな私に転機が訪れたのは、 友人から勧められたとあるボディケアのワークショップだった。 そこでは、自分の身体を慈しみ、 丁寧にケアすることの大切さが語ら…