目次 1.中央竪坑櫓(たてこうやぐら) 2.三井砂川炭鉱 3.地下無重力実験センター 1.中央竪坑櫓(たてこうやぐら) 上砂川駅跡から南東を眺めると、ひときわ目立つ背の高い建物。 炭鉱のシンボルだった立坑櫓。 この建造物ができたのは1968年。目的は炭鉱の近代化・地下深部の開削だった。 立坑・竪坑とは垂直に掘られた坑道のこと。 ケージと呼ばれるエレベーターを使って石炭や人を昇降していた。 上の写真は逆光なので黒っぽく見えるが、本来はシルバーらしい。 完成後は上砂川町のシンボルとして親しまれる。 町の刊行物では幾度も表紙を飾ったそうだ。 国土地理院地図の1970年代航空写真。 周囲は巨大な炭鉱設…