昨年書いてそのままになっている下書き記事が残っていたので、書き足して公開しておくことにする。 8月の終戦記念日が近づいてきて、何かと過去を振り返ることが多いので無駄ではないだろうと思う。 生きていたら、今年ちょうど100歳を迎えるはずだった父の記憶である。 * 父は1945年8月15日を自分が育った内地日本ではなく、Korea半島南部でKorea半島出身の日本人として迎えた。この日本人という表現は法的には間違っていないと思うが、親日派と呼ばれる範疇にいたKoreanでもあった。 一応親日派の一人だったけれど、命を狙われるとか危害を加えられるとか敵意剥き出しの眼差しを向けられるということは全くな…