兵庫県加西市鶉野町に旧海軍が運用した無蓋掩体壕跡があります。 当地は、第二世界大戦中において建設された鶉野飛行場の跡地にあります。 鶉野(うずらの)飛行場は、昭和17年、兵庫県加西郡九会村・下里村において川西航空機姫路製作所の組立工場の建設が開始され、搬出入用の滑走路として並行されて造成されました。 当地周辺については、6年前に訪問しました。詳しくは、こちらへ。 掩体壕(えんたいごう)は、防御設備である掩体の一種です。軍用機等の装備、物資及び人員を敵の攻撃から守るためにコンクリート等で造った横穴状の施設です。 第二次世界大戦時における旧軍は、爆風・破片除けの土堤のみで屋根(天井)が無い簡易な無…