半世紀ほど前、人口が増えすぎて地球がまかなえる食料やエネルギーのキャパシティを超えてしまうことが深刻な問題だとされていて、中国で一人っ子政策が推進されたり、『機動戦士ガンダム』では人類が増えすぎた人口を宇宙に移住させた未来の世界が舞台になったりしていた。 ところが今では世界中の国がまったく逆に少子化を問題視していて、出生率を上げようといろんな施策を行っている。 ほとんどの国では、少子化対策というと、子供を生みやすい環境を作るとか子育て支援といったものになっているが、ロシアではさらに踏み込んで、子どもを持たない生き方をインターネットで宣伝することを法律で禁じているとか。 ロシアの政治家に言わせる…