小説「紫雲女子大学消費者センターの相談記録」は、かわいくて賢く、正義感の溢れる女子大生たちが相談者の依頼を受けて消費者問題など様々な事件を解決していくリーガルコメディです。 作者は、ライト文芸(お仕事小説)として書いたつもりなので、この本が文芸書のコーナーに置かれることを想定していますが、もしかしたら、六法や法律書が並ぶ、専門書のコーナーに置かれるかもしれません。 では、この小説は一般の消費者が消費者問題を理解するのにどの程度有用性があるのか? また、消費生活相談員資格試験や消費生活アドバイザー資格試験を受けようとしている方、消費者問題に取り組もうとしている実務家にとって役立つのか? という点…