(本頁は「世界遺産?で紅葉狩り・前編」の続きである。)モンサンミッシェル峰は何故そう呼ばれるようになったか。南側の草原から眺めた姿が、フランスの著名な世界遺産に似ているらしい。そのため今回は南側に広がる草原(しろがね草原)を越えて低木林まで進み、折り返してまた眺めるという変な登山になった。今回は朝なので木道を歩く登山者はとても少なかった。おかげで人を入れない世界遺産?風景を満喫できた。折り返し、二回目の山頂からは秣岳方面を眺めた。秣岳の尻尾の方、泥湯三山との間に微かだが鳥海山が見えた。帰り道では秣岳を登り返さなければならない。草原と秣岳との間に疎らな針葉樹林がある。この針葉樹はアオモリトドマツ…