日本人は、当たり障りのないことを好むものだから、改善がすすまない。問題が発生しても、関係者に頭を下げて、部下を責めて終わりにする… 問題こそが競争力の源となる。 問題が発生する部位は、同業者すべてがボトルネックと認識するところである。そのことを踏まえたならば、問題の原因をつきつめて対策を立てることは、変化のない日常作業を打ち破り、従事者にやる気を湧き起こさせるものとなる。にもかかわらず、担当者は、小手先のつじつま合わせをして保身に走る。しかし、それでは変化は生じないのだ。時間が経てば、また同じ失敗を繰り返し、謝罪の旅に出なければならなくなる・・・ 改善とは、余計な時間と労力を要するものだろうか…