Hatena Blog Tags

触媒

(サイエンス)
しょくばい

(catalyst) それ自身は変化しないまま、接触する周りの物質化学反応を促進あるいは抑制する物質。いわゆる反応速度を変化させるもの。
 
触媒反応工学において、より厳密に触媒を定義するならば、次のように記述される。
 
「化学反応系に共存し、その反応速度に変化を及ぼすが、化学量論及び平衡状態に影響を与えない物質。また、反応速度に対する影響を超えた機能として、創化学反応、即ち新規反応を創生する機能を有する物質。」
 
 
 
 
※創化学反応の例
エチレンを触媒の存在なしに酸化反応を行うと、二酸化炭素、一酸化炭素、水が生成する。
しかし、酸化銀触媒の下でより緩やかに酸化反応を行うと、こう収率でエチレンエポキシドが得られる。後者の反応は、酸化銀触媒による、エチレン酸化反応の新規反応の創生である。

金属や蛋白質(酵素)などが触媒として働く。

リスト:二文字キーワード

このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

ネットで話題

もっと見る

関連ブログ