よい社会を目指して急に改革をしていくのか、少しずつよい社会にしていくのか。 民主的に進めると、どうしても遅くなるのです。民主主義の社会は、手続きを踏むからです。 わざとゆっくりにし、独裁者が暴走して悲劇が生ずるのをなくす人類の知恵ともいえます。 それがこの情報化社会の中において、あるいはウィルス感染などの非常事態の対策において、どう機能させるかが大きな問題になってきています。 どうしても独裁的政治体制が有利で、強権を持つリーダーの手腕によるところが大きくなってくるからです。 それに対して日本は、相変わらずのリーダー不在で、デメリットばかりが強調されていますが、必ずしも悪いこととはいえないのです…