赤穂城三の丸大手門と隅櫓 by:photo-a 今回は兵庫県の赤穂城です。 元禄の浮かれた世を驚かせた、播州赤穂浪士の討ち入り。 赤穂浪士の故郷にたつ赤穂城は平城で、千種(ちぐさ)川の河口の三角州の上に海を背にして築かれた要害でした。 別称は仮屋・仮里屋(かりや)城です。 「日本100名城」(第60番)に選定されています。 昭和30年(1955)、古い写真をもとにして、大手門跡に高麗門と二重二階の隅櫓が再建されました。 隅櫓の下には打込接ぎの石垣。 赤穂城と言えば、上の写真のこの姿です。 赤穂城は、別称が示しているように、戦国末期に宇喜多氏の仮陣屋から始まっています。 近世城郭としての形になっ…