「近鉄ひのとりに乗りたい」 そんな思いから急遽行こうと思ったのが名古屋である。6月末、本格的な夏を迎えようとしていた日である。 ひのとりに乗るためにまず、鶴橋まで赴いた。 見事な流線形に主張の強い赤、人生に一度は乗ってみたい車両である。 車両内部の写真も撮ったが、公開できるようなものは残っていなかった。ただ、JRのグリーン車をはるかに上回る設備の良さに感動したことだけは覚えている。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 鶴橋を出て2時間、ひのとりは名古屋の地下に着地した。人生初めての名古屋である。 これが名駅かと、天をも貫くセントラルタワーがお出迎えし…