飲酒したドライバーに代わり、運転を代行してくれるサービス。
通称「代行」「代行屋」とも言う。車社会の地方都市で発達した典型的な「田舎産業」。大都市中心部ではほとんどみかけない。
2人1組でチームを組み、1人が顧客のマイカーを代行運転、もう1名が業務用車両で追走し、代行運転士をピックアップし戻る。
かつては無法地帯の事業であったが、「自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律」の施行に伴い、事業者は都道府県の公安委員会の認定が必要になり、平成16年6月1日以降代行ドライバーは2種免許の保持が義務付けられた。
- まずは自動車が運転できなくなった人が代行業者に電話等で代行をお願いするところからスタートします。
- 待ち合わせ場所と時間を取りきめたら、通常は代行業者二人が1台の車に乗り待ち合わせ場所に向かいます。
- 待ち合わせ場所で依頼者と面会したら業者は顧客車のキーを預かります。
- 代行業者二人のうち、一人が依頼者の車を運転します。依頼者も自分の車に乗りこみます。もう一人の業者は乗って来た車を運転します。
- 2台で目的地まで移動します。目的地に着いたら依頼者に車のキーを返して料金を受け取ります。
- 業者は二人元々乗って来た車で帰ります。
※業者が乗って来た車に依頼者を乗せる行為は法律で禁止されています。
代行の流れ・注意点について | ベンリヤヒロバ