和歌山県和歌山市に本店のある老舗和菓子メーカー。株式会社駿河屋。羊羹発祥の店といわれる。
1461年、室町時代中期に創業。和菓子メーカーでは「老舗中の老舗」とされ、西日本を中心に直営店や百貨店などで羊羹などを販売している。企業として設立したのは1944年であり、「駿河屋食品工業」の社名であった。現存する日本の企業としては最も古いもののひとつに数えられる。煉羊羹は駿河屋を代表する商品として有名である。全国各地に駿河屋の名を持つ菓子店が多く存在するが、駿河屋からの分家、暖簾分けによるものは11社。
2014年3月、経営状態の悪化により民事再生法を申請。同年5月29日、再建を断念して事業を停止。