発電所で作られた電気が、安全に私たちの元へ届くまでには、無数の「絶縁部品」が活躍しています。特に高電圧の電気を扱う変電所や配電設備では、電気を確実に絶縁し、閉じ込める技術が社会の安全を支える生命線となります。今回分析するのは、その絶縁技術の核となる「エポキシモールド」のパイオニア、タカオカ化成工業株式会社です。 電力インフラ大手・東光高岳の100%子会社として、日本の電力網を根底から支える同社。その決算書が示したのは、3億円を超える高い利益と、盤石の財務基盤でした。この知られざる「縁の下の力持ち」は、どのようにしてその強さを築き上げたのか。最新の決算データから、日本のものづくりを象徴する、高度…