205系3100番代は仙石線転属にあたって様々な改造が施されましたが,補助電源装置の換装もその一つで,転属にあたって静止型インバータ(SIV)に換装されました。では,改造にあたって何故SIVに換装されたのでしょうか。 改造種車の都合による設置 205系は元々MGを搭載しており,モハユニットのうちモハ204側にMGを搭載していました。モハ204にはMGを備えるのが基本ですが,1988年以降に増備された編成以降は,モハユニットを3ユニット以上組み込む時はモハ204のうち1両がMGを搭載しないで電源誘導装置を搭載の上で組み込み,以前より導入されていた編成も順次この改造を受ける事になりました。この事が…