東北本線および常磐線の電化を受け、無煙化のために投入された交流電気機関車。その後、九州や奥羽線などにも広がる。
シリコン整流式。低圧タップ切替や磁気増幅器を採用し、貨物列車での踏面粘着性を改善している。変圧器からは列車暖房の電源も引き出しており、客車列車も牽引できる。
1963年に試作車2両が完成。その後、基本番台、1000番台、300番台、500番台、700番台が1976年まで新製されている。300番台は九州向けで60Hz仕様。700番台は奥羽線および羽越線向けに耐寒や耐塩化が施されている。700番台の一部は改造されED79となった。
貨物列車では、青森(信)-黒磯を走る。高速貨物列車では重連が頻繁に見られる。