「条件に合う投資信託を探して、必要なら購入しておいて」。将来は、このような依頼をAIに任せる場面が出てくるかもしれない。 三菱UFJフィナンシャル・グループと三菱UFJ信託銀行は2026年6月30日、「AIエージェント×金融取引分科会」の設置を発表した。金融機関、IT企業、法律事務所などが参加し、AIが利用者に代わって金融商品を取引する際のルールと技術を検討する。 重要なのは、AIの投資能力を競う取り組みではない点だ。検討の中心は、本人がAIに何を任せたのか、その権限を金融機関がどう確認するのか、取引後に経緯を検証できるのかという「信頼の土台」である。 この記事では、発表済みの事実と将来構想を…