こんにちは、具です。みなさんは、学生時代に受けた授業で、今でも忘れられないものはありますか?私にはひとつ、心にずっと残っている授業があります。家庭科の「ライフプランを描く」という授業。あのとき、書き直しを求められた一コマが、今も心の片隅で燻り続けています。 私はいま、養護教諭として学校現場に立ちながら、セクシュアルマイノリティの当事者として日々を過ごしています。だからこそ思うのです。あのときの私のように、「自分の未来が描けない」と感じる生徒を、これ以上増やしたくないと。 この記事では、「LGBTQ+の生徒支援はどこから始めればいいのか?」という問いに向き合いながら、授業や日々の学校生活の中でで…