Yes, he does.
Yes, he has.
No, I didin’t.
No, she can’t.
疑問文の答え方って、一度にいろんなことを考えなくちゃならなくって、答えは思い浮かんでも、とっさに口から出てこないってことありません? 中学生ならなおさらです。
このクイックレスポンスは、疑問文の応答に必要な様々な判断を瞬時に行えるようにしていくドリル的トレーニングです。様々な要素を一つずつクリアできるようにレベルを細かく分けて取り組みます。
Level1ではAre you〜?とDo you?の疑問文に、Level2ではIs he / she / it〜?の疑問文に適切に答える練習をします。Level2だと、人称代名詞heもしくはsheを適切に使い分けることができるようにします。
まず15個英文が書かれたハンドアウトを配ります。
活動の手順
(1) 英文を読む練習をします。
(2) ペアをつくり、じゃんけんをします。
(3) 片方の生徒が疑問文を読み上げ、もう片方の生徒が(ハンドアウトを見ないで)すべてYesで答えます。
(4) 1分間で、いくつの質問に答えることができるか、を競います。
(5) 15まですべてYesで答えた場合は、1に戻って今度はNoで答えます。
この活動において、疑問文の中身は重要ではありません。相手の読み上げる疑問文のDoesのうしろに注目していれば、答えるのは簡単です。2回目はNoからスタートさせたり、順番をランダムにさせたりするとよいでしょう。
1〜4のように主語がheやsheの場合は簡単ですが、6や7のような場合はKen→he、Miku→sheと代名詞に置き換える作業が必要になります。だから疑問文の主語にはyour fatherとかyour sisterみたいないろんなものを織り交ぜておくと練習になると思います。
Level3ではDoとDoesの使い分けに挑戦します。Level2はIsとDoesです。代名詞だけでなく、be動詞の文なのか一般動詞の文なのかも判断が求められます。お使いの教科書によって、登場の順番も異なると思うので、異なるポイントを最初は1つに絞ってあげると、全員が練習に取り組めると思います。
また生徒があまり混乱しないように、各レベルで使われる英文をある程度似たものにすることで、学習者の負担を減らすこともで必要でしょう。もっとも、これは英文をスラスラ読めるようにするための練習でもありますけど。
ワークシート(Excelファイル)のダウンロードはこちら。
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