英語教育2.0 〜my home, anfieldroad〜 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

*英語教師による、英語教師のためのブログ。
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*ライフハックス、文具、デジタルガジェットなどについても徒然と。

2009-04-26

[] 英語の歌で盛り上げる1(選曲編)

 英語の歌について、お問い合わせが続いています。前から書こうとは思っていたので、ここらへんでこれまでの取り組みを振り返ってみることにします。

 まずは選曲について。

 基本的な条件としては、

(1)生徒が聞いたことがある(メロディーを知っている)

(2)英文が簡単

(3)歌詞に問題がない

という3点が挙げられます。

 一番無難なのは、やはりビートルズを基本とする70〜80年代のポップスやロックでしょう。ここは外せない。もちろん、最近のヒット曲も扱いますが、それは本当にヒットしていて、中学生も耳にする機会が多いことが条件。最近では"ダニエル・パウターのBad DayとかマドンナのMiles Awayなど、CMソングやドラマタイアップの曲たちです。

 特にCMソングは、スポンサーの厳しい条件をクリアしているはずなので、不適切な表現はあまり使われていないので、歌詞を生徒に示す際にも安心です。

 CMソングやドラマの主題歌は、そのターゲットとなる世代の青春時代のヒット曲を使うことが多いので、クルマやお酒のコマーシャルには、生徒の親世代の「青春の歌」が選ばれることが多いんです。だから、授業でそれらの歌を扱うと、生徒から「お母さんがこの曲のCD持ってました!」とか言われることもあるし、保護者参観後には、「一緒に歌っちゃいましたよ」なんて声も聞こえてきます。もしかしたら、親子の会話を増やすのに一役買っているかもしれません。

 それにしても、ビートルズは昔も今もCMで多く使われていますよね。ざっと思い出してみても、

・Hello, Good bye(公文:学習塾)

・All you need is love(DoCoMo:ケータイ)

・Ob-La-Di Ob-La-Da(ホンダ:ファミリーカー)

・Across the universe(三井不動産レジデンシャル:不動産)

と次々に浮かんできます。どれも親世代がドンぴしゃな商品たちですね。DoCoMoは家族割引を意識してるんだろうけど、「おじいちゃん」と「孫」を登場させつつ、本来商品選択の決定権を持っている「親世代」をあまり出していない。でも音楽にビートルズを持ってくることで、本来の主役の耳を引きつけているんですね。「親世代」が一人称的視点で世界を見ている構成なんですね。

 ところで、ビートルズはCMにオリジナル音源を提供することを拒否しているんですね。CMソングになると安っぽくなるから、という理由で。現在は版権を(なぜか)マイケル・ジャクソンが持ってるみたいだけど、その原則は守られているみたいで、日本のCMで耳にするビートルズソングはすべてカバー版か、コピーバンドなんだそうです。知らなかった〜。

 話は戻りますが、私は音楽が好きなのでいろいろ聞きながら、試してみてますが、選曲に困ったら生徒にリクエストしてもらうのもいいですね。ただし、私の場合まず自分で歌えるようになるまでは、授業で扱いません。やっぱり自分で歌えないと、生徒に指導できないですからね。ただ、4クラスも5クラスも担当していると、同じ曲を生徒の4〜5倍の回数歌うことになるので、勝手に覚えてしまうことは確かなんですけどね。

>>英語の歌で盛り上げる2(3ステップ編)へ

>>2014年版の選曲談義はこちら。

LucyLucy 2009/04/27 19:34 英語の歌を授業で歌うのは楽しいですよね。「中学の先生がこんな歌を教えてくれました!」と報告してくれる高校生がいるとうれしくなります。私の場合、今年は音楽コースの生徒もいるので教室で歌うのが怖いです。

anfieldroadanfieldroad 2009/04/28 19:51 卒業生に聞くと、一番思い出に残るのは英語の歌のようです。他の活動がインパクト薄いってことですかねぇ。それはそれで反省。「本編」にもっと刺激がないとダメだなぁ。

ShellyShelly 2009/04/29 13:27 まだ新米ですが音楽と重ねた英語授業にはかなり魅力を感じています。本編とのリンクや、授業での時間の使い方など、やってみないと分からない点は多いですが、anfieldroadさんの実践を参考にさせて下さい。自分の英語学習は歌なしには語れないほど大きく影響したので、歌を使った英語授業には確信があります(^0^)/ただ指導法となると別問題ですが・・・

penguinpenguin 2009/04/30 10:11 高校の非常勤で週二日ほど。始まったばかりですが少しずつ高校生とはこんなかんじ…とわかってきました。卒業後は進学より就職が大半なので、生徒にとって実技教科が大事で英語は後回しな存在です。でも二度と戻れない高校生としての子供たちに適当な英語の種をまきたくないので、できるだけ分かりやすくマンネリ化しないよう色々な活動を取り入れて取り組ませています。指導法としては???なものでしょうが、目の前にいる子供達に合うのはコレ、アレは続かないな、こっちはこうアレンジして…と非常勤ですけど常勤なみに自宅で準備しています。時々こちらにお邪魔して、アイディアをいただいたりなんかも。これからもまた宜しくお願いします。

anfieldroadanfieldroad 2009/04/30 20:22 コメントありがとうございます。

>Shellyさん
私の場合は、あんまり本編とのリンクとか、文法との絡みとかが希薄です。もちろん、スティービーの話の時は、彼の曲を選んだりはしますけど。それより、歌の難易度と、なによりも魅力で選んでいます。ぜひ、ご自身の実践もお寄せください。

>Penguinさん
いろんな環境で英語を教えている方に読んでいただいているんだなぁと改めて実感しました。高校生だとまた違った配慮が必要でしょうし、学校の環境などによってもずいぶん違うでしょうね。ぜひ、実際にやってみての感想などもお聞かせください。

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